マンションの鍵交換、注意すべき点
マンションは、共用部分と専有部分に区分することができます。専有部分とは自宅の玄関ドアから内側の部分、共用部分とはホールやエレベーター、廊下などの個人所有ではない場所のことです。管理規約や細則によっても異なりますが、多くの場合、マンションの鍵は共用部分となっています。そのため、鍵交換をするには管理組合等の許可が必要です。鍵交換を行う場合は、事前に管理組合等に連絡し、確認しておく必要があります。
中古マンションの鍵交換とは
中古マンションを購入した場合、鍵交換は自分で行わなければなりません。以前の居住者は退去時にすべての鍵を返納しているはずですが、スペアキーを作って持っている可能性も無いとは言えません。防犯上の面からも、鍵交換しておいたほうが安全です。賃貸の場合は、居住者が変わるときに鍵も更新されることが一般的ですが、念のため管理者に確認しておいた方が安心できます。
オートロックマンションでは、エントランス鍵と家の鍵が同じということもありますが、そういった場合も鍵交換は可能です。ただし、その場合はマンションの管理組合等と合わせて、鍵メーカーへの確認も必要になります。エントランス鍵のメーカーでなければ、交換用の鍵を作ることができません。管理組合等に聞いて、鍵メーカーを教えてもらうことができます。
実際に鍵交換を行う場合は、出張鍵屋に依頼することになります。鍵を使用する場所が自宅の玄関だけの場合は、申し込んだ日に対応してくれる出張鍵屋もあります。しかし、エントランス鍵と家の鍵が同じという場合は3～4週間、種類によっては2カ月かかることもあるでしょう。鍵交換を依頼する場合は、余裕を持ってできるだけ早めに依頼する方が良いです。
費用は、簡単なものでも1万円以上かかることがほとんどです。どのようなカギを使っているかにもよりますが、5万円以上かかるケースもあります。また、合鍵を作るときは、簡単に作れない構造の鍵が増えているため、時間がかかります。管理組合やメーカーに依頼し、1カ月程度の時間と、5,000円～の料金がかかります。
エントランス鍵と家の鍵が同じ場合は、紛失にも注意しなければなりません。紛失した場合、同じマンションの居住者全員分の鍵交換を強いられる場合があるからです。その場合は、数十万円にも及ぶ場合があります。いずれにしても、管理規約や細則で定められています。自分が住んでいるマンションの鍵について、どのように定められているか知らない場合は、1度確認しておきましょう。
また鍵交換が出来ない場合、メインキーとは別に補助キーや電子キーなどを追加で付けることにより更なる防犯対策とする事もできますので、もしマンションの鍵交換（群馬・栃木）にてお困りの場合はお気軽にお問い合わせください。
