洗面所に繋がるドアや風呂場のドアのドアノブや取っ手の動きが悪い、破損してしまっている場合、自分で交換できないものかと考えている方も多いのではないでしょうか。
洗面所や風呂場の場合、湿気が多いため、カビの発生やサビの発生によるトラブルが多く、ドアも劣化しやすい傾向にあります。
ここでは風呂場や洗面所のドアノブの交換方法やドアの交換、自分で出来ない場合に業者に依頼するタイミングついて紹介します。
ドアノブの交換方法
握り玉タイプのドアノブやレバー式のドアノブの場合、自分で交換することも可能です。
ホームセンターで新しいドアノブを購入して自分で取付ければ費用は最小限に抑えられます。
ドアノブの形や仕様によっても異なりますが、丸い握り玉タイプの場合、ノブの根本に小さな穴や隙間があります。精密マイナスドライバーなどを軽く押し込んで、握り玉を引っ張ると外すことが可能です。
ビス止めタイプの場合は、事前にビスを外しましょう。
握り玉が外れたら、ドアに接している丸座を外します。こちらも小さな隙間があり外します。
風呂場の場合は湿気等でサビたり劣化している場合があります。
サビや劣化がドアノブ不調の原因だったりします。
スムーズに取り外れない場合には、業者に連絡して取付けてもらうことをおすすめします。
強引に作業してしまい、ドア部分まで破損される危険性があります。
丸座を外したら、円筒錠を固定しているビスがあります。ドライバーで外しますが、ドア内部に湿気が溜まっている場合には、サビている場合があります。サビ取りスプレー等を使いながら作業を進めてみて、ビスが回らない場合には、力任せにせず業者に依頼しましょう。
順調に取り外すことに成功した場合、ドア側面のプロントプレートのビスを外してラッチを取り出します。全て取り出しに成功したら、サビ取りスプレー等で綺麗に掃除してから新しいドアノブを取付けましょう。
取付けは、外した工程と逆の工程で取付け、付属の説明書を参考に取付けましょう。
ドア一体型の場合
風呂場のドアと取っ手の部分が一体型の場合は、ドアノブや取っ手のみの交換が出来ないことが多く、ドアの交換が必要になります。
ユニットバスにセットされる折り戸タイプの場合は、セット交換になるでしょう。
ドアの交換は、業者に依頼することをおすすめします。
ホームセンターで購入しても自宅まで運ぶのが困難なケースや、ネットショップで購入して自分で取付けようとしてもハードルが高く、失敗した場合には高い買い物になってしまいます。
業者は専用の工具や取付技術を持っていますので、スムーズに交換することができます。
少しでも不安を感じた場合には、プロにお願いしましょう。
風呂場のドアは日々のメンテナンスが重要
風呂場は湿気が多く、石鹸の残りカスが原因となるカビの発生や水道水のカルシウム汚れに注意する必要があります。
洗剤やカビ取り剤を使用して汚れやカビを落としましょう。
カビは50℃以上の熱に弱いため火傷に注意しながら60℃前後の熱湯をカビにかけてカビ菌を殺した後にカビ取り剤を使用するとさらに効果的です。
温度が高すぎたり、長時間かけ続けると、コーキング部分を溶かしてしまう危険がありますので注意しましょう。
ドアノブや取っ手部分は濡れた手で触れることも多く、サビが発生しやすくなります。
最後に浴室を出る場合には、しっかり水分を拭き取るだけでサビの発生を抑制することが可能です。
風呂場や洗面所のドアノブの交換方法とはまとめ
風呂場のドアノブは、握り玉タイプの丸いドアノブやレバー式のドアノブの場合、器用な方なら自分で交換することも可能です。
不安な場合や、サビなどで腐食している場合には、業者に依頼しましょう。
ユニットバスの折り戸の場合は、ドアの交換になります。
風呂場はしっかり換気を行い、カビ取り剤等を使用して常に清潔に保つことで、ドアやドアノブがサビやカビから守られ長持ちします。