ニュースで強盗による殺人や傷害事件、窃盗など数多く取り上げられています。
自分自身も空き巣被害や強盗に遭うかも知れないと考えると不安になります。
しっかり施錠することはもちろんですが、施錠しているだけでは防犯対策として不十分なこともあります。
今回は、戸建て住宅で強盗に対する防犯対策について、効果的な防犯対策や狙われやすい家などの例を紹介します。
強盗に狙われやすい家とは？
強盗犯や泥棒は事前に下見をして下調べを行います。
犯行が発覚しにくいか、逃走しやすいか、人通りの状況、どのような人が住んでいるかを事前にチェックします。
人通りが少なく、高い塀や庭木で囲まれている家は人目につきにくく、目立つことなくピッキングや窓ガラスの破壊が可能なため狙われやすくなります。
家族構成や不在の時間帯が必ずあるなど全て下見を行う傾向にあります。
窃盗犯や強盗犯は、下見を行ってチェックした家に「マーキング」を行うことがあり、表札やドア、柱などに見覚えのないシールや記号などあれば、すぐに取り除くようにしましょう。すでに狙われている可能性があります。
狙われやすい時間帯は？
空き巣狙いは、午前8時から12時までの午前中に行われるケースが多くなっています。
日中留守になる可能性が高い時間帯であり、十分な注意が必要です。
強盗は、深夜0時から2時の時間帯が多く、就寝時に襲われる可能性があります。
防犯対策が行われており、侵入に時間がかかる、侵入が容易でない場合、通りに面している、人通りが多く死角が少ない家は狙われにくくなります
基本的に犯行にかかる時間は5分～10分程度と言われています。
二重ロックで開錠に時間がかかる、窓ガラスが容易に割れない、開かない場合、発覚を恐れて断念する傾向にあります。
セキュリティ対策が行われており、セキュリティ会社のステッカーがある、防犯カメラがある、センサーライトがあることで、空き巣や強盗のターゲットから外れる可能性が高くなります。
おすすめの防犯対策
防犯対策はさまざまです。
自分の家の状況や地域によって有効な防犯対策を探すための手助けになれば幸いです。
防犯カメラを設置する
録画機能付き防犯カメラの設置やホームセキュリティの契約は防犯対策に効果的です。
犯人は姿が記録されるのを嫌うためターゲットになりにくくなるます。
防犯カメラやホームセキュリティは費用がかかるため、ダミーカメラを設置しても効果的です。ただし、明らかにダミーとわかるカメラは避けましょう。設置場所に適したダミーカメラを選ぶことが大切です。
カメラ付きインターホンを設置する
空き巣犯は、下見の時点で住民が留守かどうかを確認するため、インターホンを押してみることが多く、録画機能付きのカメラ付きインターホンなら、犯人の姿を映像として残すことが可能です。
万一、侵入された場合には、事件の早期解決につながります。
カメラ付きインターホンのある家は空き巣犯にとってリスクが高くなるため、ターゲットから外される可能性が高くなります。
玄関の鍵を二重ロックにする
玄関の鍵がシングルロックの場合には、もう一つ鍵を取り付けることで防犯性が高まります。
玄関ドアの二重ロックは同じ鍵のものが2つあっても効果的です。1つのシリンダーをピッキングするのに5分かかる場合、単純に倍の10分かかることになります。
防犯性の高い、ディンプルシリンダーキーの場合、ピッキングが難しく時間がかかるため、玄関からの侵入を諦めます。
窓に補助錠や防犯シートをプラスする
1階の窓ガラスが割られて鍵を開けられてしまっても、補助錠でロックされていると窓が開きません。
また、窓ガラスに防犯シート・フィルムが貼られていた場合、ガラスが割れにくくなります。
補助錠で窓が開かない、窓ガラスを割ろうとしても割りにくい場合、時間がかかりますので断念する可能性が高くなります。
センサーライトを設置する
人が近づくとライトが点灯するライトを設置すると、侵入者などを検知した際にライトが点灯し、人目に付きやすくなります。
センサーサイトを設置している家は、人目に付きやすくなることから狙わなくなる可能性があります。
まとめ
現状に何かひとつでも防犯対策を行うことで、強盗や空き巣狙いの犯罪から守ることが可能です。
人目に付きやすいかどうか、玄関の鍵は大丈夫か、勝手口や窓ガラスの防犯対策はどうかなど、ご自身の自宅に合った防犯対策を行いましょう。
補助錠や防犯カメラ、センサーサイトが特に効果的であり、防犯対策に不安を感じた場合、鍵の専門業者にご相談ください。
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